8月10日、透明なゆりかご4話が放送されました。
タイトルは「産科危機」
産婦人科での日常をリアルに、青田アオイ(衛生看護科の高校生)の視点で感じたことを純粋に感性豊かに表現されているドラマ。
4話は赤ちゃんを産んだ母親が死んでしまう母体死亡の話でストーリーをネタバレしますので再放送を今から観る方は気をつけてください。

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透明なゆりかご4話のあらすじ、ネタバレ



真知子は無事に女の子を出産し、年下の夫陽介(葉山奨之さん)は感激のあまり号泣する。だが、真知子の出血がなかなか収まらず、意識も低下してしまう。異変にいち早く気づいた由比は、看護師の榊(原田美枝子さん)、紗也子(水川あさみさん)らと必死の処置をするが、由比は総合病院への搬送を決意。救急車で運ばれてゆく真知子を、アオイ(清原さん)はなすすべもなく見送る。
真知子の死は総合病院でも「避けられなかったケース」と判断されるが、陽介は由比産婦人科を訴えると言いだし、アオイらは大きなショックを受ける。出来事を知った妊婦たちが次々と転院していく中、アオイは街で陽介と出会い……。

アオイは大雨の中雨宿りに入ったドラッグストアで赤ちゃんを抱いた陽介に遭遇する。
陽介の車で家まで送ってもらうアオイ。
車を運転する陽介は以前のような明るい陽介でなく元気がなく疲れた表情をしていた。

赤ちゃんの名前は「美月」。
亡くなった真知子が気に入ってた名前だと話す陽介。

「元気ですか」質問する アオイ。
「元気だよ、美月もいるし」と答える陽介。

陽介の実家は農家で忙しく真知子の実家は沖縄の祖母だけなので、陽介が一人で子育てをしているとのこと。

真知子が亡くなった後、先生に詰め寄り激怒していた陽介。
今は肩落とし声も小さく元気がない。

「あんなに怒っていたのに、どうしてそんな急に・・・」問うアオイに
「子育てってめちゃくちゃ疲れるんだよね。 だから怒る余裕もないって言うか・・・。真実がどうだとかわかったところでまーちゃん生き返ってくるわけじゃないし。もうどうでも・・・」と陽介。

「死ぬつもりだったのではないか」心配し大声上げるアオイに「いや全然」と冷静に答える陽介。


アオイの住む団地の前で、帰宅したアオイの母親に陽介は無理やり部屋に案内される。
赤ちゃんを「かわいいかわいい」あやすアオイの母親。

陽介はアオイに「実際死ぬ暇なんかないよ。ミルクやって、オムツ替えて、やっと寝たと思ったらまた起きて泣いて。その間に風呂だ散歩だって気がついたら一日が終わってるよ。死にたくても死なせてもらえないよ赤ちゃんと一緒だったら。」
陽介の話を隣の部屋で静かに聞いているアオイの母。

帰り際アオイは陽介が書いた張り紙と真知子の書いたメモを見せる。
(陽介は、ペンキを塗ってるときに“ご迷惑おかけしますが・・”と病院に張り紙してて、真知子は差し入れのサーターアンダギーに“食べてください”のメモを。それをアオイは持ってたようで)
アオイは「すごくいいなーって思うんです。こういうのは習慣だからお二人は家でもこうやって気持ち伝えているんだろうなーって」

「アオイ、それ、今出さなくても・・・」というアオイの母。

「気持ちとかそういうのじゃない。まーちゃん、部屋にメモばっかり貼るんだよね。俺が忘れっぽくてなんでもすぐ間違えるから。俺も書くようになっちゃった。それだけだよ・・・」
寂しそうな表情の陽介。

車で帰る陽介を見送りながら
「大丈夫かなぁ・・・?」心配するアオイに
「大丈夫よ、彼しっかりしてるし。・・・・でも、あったかもしれないね。死のうとしたこと。」と、気持ちが分かるような表情で話すアオイの母。


真知子が死んだ後、真知子の後を追おうとしていた陽介を想像するアオイ。
「まーちゃん、おれやっぱまーちゃんとこ行くわ・・・」

そのとき、美月が泣き出す。
死にきれず「次にあの子が寝たら死のう」と言ってミルクの準備をする陽介。

そのときに陽介は真知子が部屋中のアチラコチラにメモを残しているのを見つける。
“ミルクの作り方” “ゲップのさせ方” “オムツの替え方” “添い寝”・・・など細かいメモが。

「わかってるよ!」「きっついなぁ!」
なれない赤ちゃんの世話をしながら疲れて苛立つ陽介。

真知子のメモにはそんな陽介の心を励ますかのようなメッセージも。
『疲れたら無理しないで』
『美月が泣いてても、寝ていいんだよ』
『うまくやれなくてもいいから』
『笑っててね』
『がまんしないで』
『泣いてもいいから』
『でも生きてね』
『死んじゃダメだよ』

「じゃぁ何でまーちゃんは死んだんだよ!」
泣く陽介の目の前には『ごめんね』のメモが・・・。

「まーちゃん、会いたいよ・・・。嫌だよ、俺ダメだよ。こんなのもうムリだよ・・・」
と泣き崩れる陽介を、つぶらな瞳でニコニコ見つめる美月。

「俺をみているのか?この子には俺しかいないのか・・・。美月・・・」
陽介が生きることを選んだ瞬間だったのだと思う。


アオイは思った「きっと、二人で止めたんだ。真知子さんと美月ちゃんと。二人で・・・」

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真知子はアオイにいろいろ教えてくれた

マイコ演じる町田真知子は「透明なゆりかご2話」から登場してました。
2話はアオイが病院も前に放置されていた赤ちゃんを見つけ、母性を感じて一生懸命お世話をする回です。

マイコの登場シーン2話

沖縄出身のマイコは、沖縄のおばあから送ってきたサーターアンダギーを病院に差し入れます。

真知子:「おばあの手作りどうしても食べたくて送ってもらったら、ダンボールひと箱送ってきちゃって。油もの控えないといけないし、でも目の前にあったら食べちゃうし」
そこへ6歳年下の夫陽介(葉山奨之さん)が「健診終わった??」と言いながら病院に飛び込んできます。

真知子が「陽介くん、来なくていい・・・」と話すのに
、陽介は「赤ちゃんは元気?」「写真撮った?超なんとかっていうの」と真知子のことを心配し、赤ちゃんの成長が嬉しくて仕方ないようでした。

2人が病院から出た後
アオイ:「仲のいいご夫婦ですね」
紗也子:「旦那頼りないけどねー」とここで陽介が6歳年下であることがわかります。

アオイの白衣の名札を見ながら
真知子:「青田さんて本名ですか?・・・青田アオイさん」
アオイ:「母方の姓なんです。うち離婚しているので。あっネタになるし、すぐ覚えてもらうからいいんです」
真知子:「そう(笑)私もなの。町田真知子」
陽介:「プロポーズしたときに名前が嫌だって断わられたんすよ!」
真知子:「なってみると意外と気に入ってるけど。青田さんもきれいないい名前」
アオイ:「ありがとうございます。私も今は気に入ってます」
陽介:「名前かぁ。そろそろちゃんと決めなきゃな」
真知子:「そうね。いい名前つけてもらわないとね~♪」

生まれてくる赤ちゃんに夢いっぱいの会話です。


アオイが母性を感じて育てていた赤ちゃんの産みの親がみつかり、アオイが情緒不安定になっている時。
アオイは真知子のお腹を見ながら質問する。
アオイ:「何が起こっているんですか?その中で」

真知子:「謎。自分でもね変なのーって。自分の体なのに自分じゃないものが入ってる。時々何これ?これからどうなっちゃうの?って思う。」

アオイ:「でもやっぱり赤ちゃんのことは大事なんですよね」

真知子:「そう思う時もあるし思わない時も正直ある。思えないと、私大丈夫かなーって・・・不安になる 。でもおばあがね、まーちゃんのお腹は今ヨットの帆みたいになってるんだよって。
見たことある?ヨットが風を受けて帆がパンパンに膨らんでる感じ、風を“はらむ”って言うでしょ。大丈夫、何も心配しなくても。気づいたら自然と前に進んでる。」

透明なゆりかご4話の感想

お産は検診で異常がないかぎり「安心」「普通に生まれる」という先入観がどうしても先に立ってしまいます。
陽介も言います「だって、まーちゃん赤ちゃん産んだだけでしょう?」って。

でも何があるかわからないのが人間の体。
番組では、病院の看護師さんが「あれ以来食事も喉を通らない、自分の血を見るのも怖い」といって仕事を辞めていくシーンがあります。
また、水川あさみさん演じる望月看護師が「仕事ではもう怖いなんて思わない。やれるだけのことをやるだけなので。でも・・自分が産むことを考えると怖いです。産科にいるのが長くなればなるほど怖いんです」と婦長に話すシーンがあります。

知らなきゃ怖くないけど、知れば知るほど怖くなる・・・ってことありますよね。
水川あさみさんのセリフが心に残りました。

SAKISAKI

4話は陽介役の葉山奨之さんの演技が良かったなー。
出産までは超明るい、ちょっと軽い夫役だったのに、妻がなくなってからの怒りや、一人で赤ちゃんを育てて行かないといけない苦しさがすごく表現されていたと思いました。
「僕たちがやりました」のマル役を演じた時とはぜーーんぜん違う、演技がすごく良くなってるなーと思いましたよ。


最後に

毎回観終わった後、心に穴が空いたような、どうしようもないモヤモヤした気持ちになる透明なゆりかご。
4話は「母体死亡」というヘビーな課題を突きつけられました。
幸せなことだけじゃない、現実はもっといろいろなことが起きているんだろうなーと考える時間を作ってくれるこの番組が好きです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

主演の清原果耶さんについての記事はこちらです。

透明なゆりかご清原果耶の演技がすごい!発達障害の役?

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