千葉県野田市で小学4年生の栗原心愛(みあ)ちゃん(10歳)が、父親に虐待を受けて死亡したニュースで、父親の栗原勇一郎容疑者は傷害容疑で逮捕され、同じく母親栗原なぎさも逮捕されました。

心愛(みあ)ちゃんは、父親からの虐待をアンケートに書いて学校に提出後、児童相談所が一時保護していたのですがその後一時保護を解除した判断がよくわからず、児童相談所の対応に疑問が出ています。

児童相談所は父親の言いなりになったのでしょうか?

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心愛ちゃんは児童相談所に一時保護された





こんなにカワイイ無垢な子供が一生懸命戦って、そしてたくさんの大人が関わってきたにもかかわらず幼い命が亡くなったということが憤りしかないですね。
小学校で行われたアンケートに、心愛ちゃんは思い切って、本当に思い切ってSOSを発信してます。

担任の先生も心愛ちゃんにアンケートの内容についての聞き取りもされたそうです。

心愛ちゃんはきっと嬉しかったでしょうね。・・・、良かった!大人の人にわかってもらえた・・・と。


ある情報番組で今回の心愛ちゃんの事件を時系列で説明していたので簡単にまとめました。

2017.11.6
学校のアンケートに父親から暴力を受けていることを書いた心愛さん。
まだ小学校3年生の頃ですね。勇気がいったでしょう。
2017.11.7
児童相談所が一時保護する。
2017.12.27
一時保護解除され、父親の親族宅(祖父母宅)に預けられた。

    

2018.1.12
両親・小学校校長・市の教育委員会の3者会談を行う。
一時保護が解除されたということは暴力がなかったことだ!名誉毀損で訴えるぞ!アンケートを見せろ!と詰め寄られるが、心愛ちゃんの同意がないのでだめだと断る。

    

2018.1.15
夫婦が心愛ちゃんの同意を持参し市の教育委員会が父親にアンケートを渡した。

    

2018.3月上旬
心愛さんは父親の祖父母のもとから自宅に戻る。
児童相談所の判断だそうです。

    

2019.1.7日
始業式以降心愛さんは学校を休んでいる。

    

2019.1.24
心愛さんは自宅浴室で死亡した。

    

2019.1.25
父親、栗原勇一郎逮捕

    

2019.2.4
母親、栗原なぎさ逮捕

アンケートの結果、すぐに心愛さんを一時保護したのは対応としては良かったと思うのですが、一時保護は2ヶ月経過せずに解除されました。

実は、児童福祉法(33条)では、一時保護の期間は2ヶ月を超えてはいけないとなっているようで、でも2ヶ月超える場合は「児童相談所長又は都道府県知事は、家庭裁判所の承認を得なければならない」となっているようで、法律のことはよくわからないのですが一時保護も期間があるようです。

でも2ヶ月まで経ってないので、なぜ帰したのかわかりませんが心愛ちゃんが「母親には会いたい。父親にはあいたくない。おじいちゃんおばあちゃんのところだったらいい」といったので親族のところに帰したそうです。

しかし、帰したあとのフォローを児童相談所はしてなかったようなのです。

あのようなアンケートをみたら、素人目でみても「父親と一緒にしたら危ない。心配だ」と思いますよね。
児童相談所は家庭訪問もしてなかったそうなのです。

本来ならば家庭訪問をして状況確認しなくてはいけなかったのだと思うのですが、父親が怖かったのかどうなのかわかりませんが複数でもいいし警察に同行してもらうなどしてでも定期的に家庭訪問していれば多少は抑止力になったのではないのでしょうか?

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児童相談所の判断は大丈夫?

母親の栗原なぎさ容疑者は、心愛さんを一時保護をした児童相談所に「回数は多くないが夫からDVがある」と相談していたそうです。

その後2ヶ月もせずに一時保護解除した児童相談所ですが、その歳母親から「DVがなくなったのか?」という聞き取りもせずに一時保護を解除したのだそうです。

児童相談所のかたは「恐怖心は少し残るが関係が改善したため、父方の親族に預けて継続指導していった・・・と。

ドラマの観過ぎかもしれませんが、素人の私でもなんとなくわかりますよww。
DVをしていた人は、DVがなくなった・・・と思っても繰り返されそうな気がするので安心できないです。
ましてや、虐待の可能性もあった父親なので、何を根拠に「保護の解除」をしたのかよくわかりません。

児童相談所の対応



児童相談所に19年間勤めていたという山脇由貴子さんがよくコメンテーターで出演されていますが、山脇由貴子さんに言わせると児童相談所は立ち入り調査など親の同意がなくても子供を保護をすることはできるのだそうです。
親の同意がなくてもその後施設に行くこともできる(家庭裁判所の同意が必要)し、心愛ちゃんはそれに該当するほどのケースだったそうです。

2018年3月に自宅に戻った後一度も家庭訪問していないのは論外だ、と山脇氏は話してました。

児童相談所は8回面接した、というが8回の面接で心愛ちゃんは一度も立ち会っていないため、何をみて関係が回復したと判断したのか?恐怖心がなくなったと判断したのか?

保護解除後も父親の親族の家だと、父親の出入りがあるので安全な場所ではない。

家庭訪問をしてないのは“父親が嫌がったからだ”という理由ですが、父親が威圧的だったので児童相談所は父親を怖がって言いなりになったのではないだろうか?と。

さいごに

虐待を含めて多様な相談件数が多すぎて、人材不足でメンドくさいことはちゃっちゃと片付けてしまおう・・・という気持ちが多少なりともあったのではないかなぁと思います。

虐待等を扱う仕事をしている方は、本当に相手によっては怖いくらい高圧的な態度でくる家族も多いので大変だと思います。

私が同じことができるか?といわれればできないと思うので偉そうなことは言えないのですが、でも児童相談所の方はそれを専門に仕事しているのだからそういう高圧的な家族に屈せず子供たちを守ることが第一優先で仕事してほしいと思います。

そして心愛ちゃんのような犠牲者がもう2度と出ないことを心から願ってます。

【関連記事】
心愛(みあ)ちゃんの父親の職業は何?勤務態度はどうだったの?

最後までお読みいただきありがとうございました。

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