天海祐希さん主演の医療ドラマ『トップナイフ』4話のあらすじ・ネタバレをご紹介します。

4話は記憶をなくし昔の記憶が戻っても数分間だけ・・・という話と、西郡の母親が救急搬送されてきたことで西郡の隠された過去がわかります。

永山絢斗さん演じる、西郡の尖った性格が素直になる瞬間、今までの辛かった過去が肩から落ちたような瞬間で感動しました。

あっ、ネタバレ含みますので、観てない方はご注意くださいね。

ライター・Sライター・S

私が書いた記事です。よろしくお願い致します。

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トップナイフ4話のあらすじ・ネタバレ



出演者についてはコチラでご確認ください。

トップナイフ4話・公式ストーリー

1人目の患者:喜和子

身元不明で運ばれてきた70代女性、パジャマ1枚で道をふらふらと歩いていて転倒、頭から出血して運ばれてきた。
名前も場所も答えられず記憶が全く無い様子だった。

検査によると、喜和子の頭には手術痕があり、海綿静脈洞にわずかに腫瘍が残っていた。
経過観察することになったが、身元確認に困っていたところ西郡が「俺の母親だ」と打ち明けた
患者の名前は山田喜和子、女性の心臓外科の第一人者だった。

〈過去の回想〉
西郡には優秀な兄が2人いたが、才能の無い西郡には母 喜和子は冷たく厳しかったという。

海綿静脈洞にある腫瘍摘出という手術は、誰もやりたがらない難手術だったが、自分を他の兄弟同様に認めてもらいたかった西郡は「俺が切る」と申し出た。
手術は9時間に及んだが、出血が多かったため全ての腫瘍摘出は出来ず、その手術以降母親の記憶が戻ることは無くなり、時折夜になると徘徊するようになってしまった。

手術後の母を見て、妹は「あなたがお母さんの人生をめちゃくちゃにした」と西郡を責めた。
西郡が手術の途中で手が震えるのはその時の記憶がトラウマになっているからだった。

妹は、西郡の自分の力を過信するところが大嫌いだった。
兄弟の中で自分だけ冷たくあしらわれ、捨てられたことの恨みからわざと手術を失敗し母親を殺そうとしたのではないかとさえ思っていた。

過去の出来事を聞いた深山は「西郡はミスをしたわけではない。術中に大出血をしては危険が多すぎる。判断は適切だった」といって西郡をフォローしたが、黒岩は「言い訳だ。ビビったんだろう。俺なら出来た。脳外科医の端くれとしてお前も認めろ」と西郡の前できつく言い放った。

翌日、病院側は妹に再手術を勧めた。
しかしリスクの高い手術になるため妹は経過観察とリハビリを望んだ。

家族の同意書が取れないことにはリハビリ施設に転院させるしかなかったので、オペで完治させる自信があった黒岩はそれをとても残念がった。
西郡に「お袋さん、リハビリに転院だ。お前のオペの失敗をずっと引きずっていくんだ」と嫌味を言い放った。

黒岩に厳しい言葉を言われる度にむきになって、黒岩につかみかかっていた西郡だったが、徐々にその言葉を受け止めるようになった。
そしてリハビリ施設に転院手続きをする直前に、西郡は「黒岩…先生、母のオペをお願いします」と言って深く頭を下げた。

これで家族の同意が取れたので、手術はすぐに行われた。
海綿静脈洞の中の腫瘍を摘出するには大量出血を避けるために、一旦心臓を止める。

喜和子の年齢や体調を考えると心臓を止められるのは1分と設定した。
もし1分以内に術部を閉じなければ、心臓が動き出し一気に血液が流れ出してしまう、という難しい手術だった。

緊張の1分が始まり、手術に同席した西郡はその様子を心配しながら見つめた。
黒岩はぴったり1分で腫瘍を取り出し、オペは成功に終わった。

病室に戻った喜和子の元に、妹が駆け寄ると、喜和子は目を開いた。
今までの虚ろな目つきと違って、はっきりと妹を認識し、記憶がはっきりしているようだった。

そばに立っていた西郡と目が合うと「たくまか。やっぱり。才能ないね、お前は」と笑って言った。

2人目の患者:内田 60代男性

同級生の山口に病院に連れられてきた。内田は30年前から記憶が止まってしまっていて、自分のことは33歳だと思っている。
山口のことを叔父だと思っていて、山口も叔父として接してあげていた。

昔の記憶を話すこともまれにあるが、33歳だと錯覚している間は挙動も幼かった。
今は長くても10分しか記憶が持たない。

同級生の山口には裏の顔があった。
内田に向けた殺意だ。山口のカバンの中には刃渡り15cmほどのナイフが隠されていて、タイミングを見計らって殺そうとしていた。

「高卒で証券会社に入って大卒の社員に負けじと仕事に励んでいた。バブル崩壊後にリストラされどん底を味わったが、客だった投資会社に拾ってもらえて再び必死に頑張った」ということまで内田は覚えていた。

それ以降のことは辛い記憶なのか、思い出そうとするとまた精神33歳の内田に戻ってしまう。

山口は内田に思い出させたい過去の過ちがあるようで「内田に記憶が無いのではなく、都合の悪いことは思い出さないように装っているのではないか」と疑っていた。

山口は「外の空気を吸いにいこう」と内田を連れ出す。
病院の外までしばらく歩いてから山口は「もうはっきりさせよう」と言って、静かに内田に話し出した。

「長野の旅館を1つ潰したのは覚えてるか。おかげで親父は死んだんだ。首吊って。お前は親友を利用したんだ。覚えてるだろ、内田!内田!」と言って、徐々に声を荒げて内田を怒鳴りつけた。
忍ばせていたナイフを抜き出そうとしたところで、後を追ってきた深山に声をかけられ、留まった。

病院に戻ってから山口は内田に対する過去の恨みを、深山に打ち明けた。

「記憶を無くしたなんて、信じられなくて。大きな病院で治療して、記憶を思い出させてから復讐してやろうとした」

それを聞いた深山は、山口を諭した。
「憤る気持ちは分かります。何か事情があったのではないですか。組織の一員だった当時の内田は、本当はイヤイヤやっていたのかもしれない。確かに彼の記憶には残っていない。だけど過去が何もかも消えている訳ではない。脳の中の主に海馬に記憶は保存される。だけど感情の記憶だけが、扁桃体という部分に保存される。扁桃体は損傷していません、つまり、山口さんへの感情だけは脳が勝手に動いている。だからここに来てもあなたが側にいると内田さんはとても穏やかで落ち着いています。少なくとも彼はあなたのことが大好きですよ。今でも、例えだれかは分からなくても、例え顔が認識できなくても、心が覚えているんです」
山口は深山の言葉で内田を徐々に許し始め、これからも叔父を演じて、内田の側に居てあげることを決めた。

山口は内田の室に戻り、りんごを剥いて一緒に食べた。
「昔、友達とりんご園に行っては、勝手に取って食べた。あいつ元気かな」と内田が笑顔で話しているのを見て「元気だよ、みんな元気だよ」と優しく返した。

深山と娘の関係性が修復される

深山が昨日帰宅が遅かった娘(まみ)を叱ると、「母親面しないで」「ほっといてよ、私を捨てたくせに」と反抗的な態度を取る。

「私は確かに忙しい。あの頃からずっと。でもそれはトップナイフを目指すため。それが私の仕事、それは捨てられないの。忙しくて子供にまで手が行き届かない。でもそれでお父さんとぶつかるくらいなら、私が家を出た方が良いと思った。だけどあなたの事は愛してるし、離れていても愛情は全く変わらない、それが私。捨ててなんていない。分かった?」

まみは、黙って頷く。

「それがわかったなら、ここに居ていい。ただし門限は9時厳守、生意気な口答えも許さない、いいね」と深山が言うと、「はい」と答えた。
深山は高校生らしく反省しているまみに、「それでいい」と言いながら少し微笑んだ。


トップナイフ4話の感想

西郡は「喜和子にもし記憶が蘇ったらなんて声をかけるか」と深山に聞かれたときに、自分のことが見えてるかどうか問うと言っていました。

親は愛情のつもりで厳しく接していても、認められていないと思っていた西郡にとっては辛かったのだろうと思いました。

意識が戻った喜和子を見て西郡は涙ぐんでいました。
喜和子の言った「才能ないね」の一言には愛情がこもっていましたし、それが西郡にも伝わり、承認欲求が満たされていったのだと思います。

脳の記憶を司る部分と、感情を司る部分が異なるので、記憶が無くなっても感情は残っているという、内田と山口の話も感動しました。

放送の最後、カサブランカで来島が小机にキスするシーンは急展開で驚きました。
小机が恋愛下手ながらも健気に来島を追いかけているのが可愛いので、これからも片思いのような、空回りのような、両思いのような、微妙な関係が楽しみです。